養育費に関する必須情報 ここはおさえておきたい!

様々な状況

子供の立場から

親の立場から養育費に関して考えてきましたが、実際、子供の立場からみるとどうなのでしょう。全国母子世帯等調査結果報告によると、継続的に養育費を受けている世帯は、わずか17.7%となっています。

当然の権利である養育費を、実際には受け取っていない子供が大多数なのです。養育費が支払われていない人の中には、リストラにあったり、怪我や病気で入院や療養を余儀なくされたり、支払いたいのに支払えない人もいるでしょう。しかし、支払えるのに支払わない人が多いのも事実です。

離婚時に相手との関係が拗れる、子供との面会が叶わない、親権を相手に取られてしまったなど、養育費を支払う意味がわからなくなる事もあるかもしれません。しかし自分の子供が、養育費の支払いが無い為に進学を諦める、欲しいものを欲しいと言えない、などの暮らしをしているかもしれないのです。

両親が離婚した子供へのインタビューを見ると、離婚時の年齢に関係なく、子供は寂しさと、親への気遣いとの間で葛藤しながら日々を暮らしています。離婚というのは個人的な問題であり、その理由も状況も千差万別で仕方の無い事ではありますが、子供にとっては大変大きな出来事であり、その後の生活環境も、心の変化にも大きな影響がある事でしょう。

夫婦は別れてしまえば他人にもどりますが、子供との親子の縁はなくなりません。養育費という形で、子供との新しい繋がりを構築してゆく事も大事な事なのではないでしょうか。