養育費に関する必須情報 ここはおさえておきたい!

養育費の基本情報

養育費とは

養育費とは未成熟児、つまり社会・経済的に自立していない子供が、自立するまでにかかるのに必要な費用です。衣食住に必要な経費や、教育、医療費はもちろん、文化費、娯楽費、交通費などのすべての費用がこれに含まれます。そして養育費というのは、最低限度の生活を維持する費用ではなく、?子供が親と同じ程度の生活ができるようにするものであり、その為の支払い義務が親にはあるのです。

ここで多いのが、養育費は子供を育てる為に必要な費用という事で、親権者(元・配偶者)へ支払われるものだという誤解です。養育費はあくまでも「子供の権利」であり、親の義務でもあります。

その為、離婚する当事者同士で「養育費はいらない」という取り決めをしたとしても、それによって子供の扶養義務がなくなるわけではありません。後になって事情が変わった場合には請求する事ができますし、子供本人から請求する事もできます。

同じ理由で、例えば明らかな原因が配偶者にある場合でも、養育費は支払わなくてはなりません。わかりやすい例としては、妻の不倫によって離婚になった場合でも、親権が母親の場合、その別れた父親は養育費を払わなくてはなりませんし、その逆も同じです。

子供の扶養義務というものは法律で生活保持義務として強く守られており、親はそれを放棄する事はできません。養育費は親として最低の義務であり、単なるお金の問題では無く、別れて暮らす子供と親との結びつきを示す大事なものでもあるのです。